ポール・バセット(新宿野村ビル)
2008年4月11日今日の日記はちょっとマニアックです。全然大航海じゃないので、エスプレッソとかカフェとか興味無い人には多分意味不明。一応普通の人でも分かりやすくは書くつもりだけど、専門機器の名前とかでイメージが沸かない場合は↓の記事とかと見比べながら進むと良いかもです。
http://secondlife.yahoo.co.jp/hobby/special/071228/page003.html
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以下本編。
先日西新宿に行く用事があったので、前から気になってたポール・バセットに行ってみました。
http://www.paulbassett.jp/index.html
併設されているサルヴァトーレと客席が中で繋がってて、ピザ食べながらラテとか飲めそう。私が行った時、レジは愛想の良い日本人のお兄さんで、バリスタにはふてぶてしそうな外国人男性。カフェラテを注文してから確定後にバリスタがグラインダー(豆を粉にする機械)のスイッチオン。粉が落ちる所に穴開いててそのまま恐らく内部のゴミ袋に直結してるんだけど、威勢良く粉放出。ミノフスキー粒子広域散布くらいの勢いで。すげー。こんなのチェーン店じゃ考えられないぜー。削り過ぎだぜー。コーヒー豆って空気に触れると酸化するんですが、当然粉の方が酸化しやすいんですね。粉になると秒単位で刻々と変わります。グラインダーに残ってた前回分の残り粉を捨ててから削りたての粉を使うってことなんだろうけど、ちょっと盛大に捨て過ぎじゃないのってくらい削った上でポーターフィルター(エスプレッソマシン用の粉を入れる小ぶりなメイスみたいな鈍器)をセットして粉山盛り。山盛り! めっちゃ山盛り! それは盛り過ぎだろう! とか思ってたら定規みたいなやつで山になってる粉をガッと削ってタンピング。山もったいねー! ここまでお亡くなりになった粉で多分4〜6ショット分ぐらい作れる。
ちなみにエスプレッソ抽出する時って、直接デミタスカップ(ちっこいエスプレッソ用のカップ)かショットグラスに注ぐので、1エスプレッソを1ショットなどと呼びます。
で、フィルターをマシンにセットして抽出。現在エスプレッソ系で注文が入っているのは私のカフェラテのみ。業務用なのでフィルターは当然ダブルスパウト(エスプレッソが出てくる口が2つあるという意味、つまり1回の抽出で2杯分の粉が必要)だったんですが、片方は私のエスプレッソ、もう片方の抽出されたエスプレッソはそのままマシンに垂れ流し。うわー! 一応下は流し的な作りになってるけど! 私それやって先輩に超怒られたんですけど! 掃除がめんどくさくなるからちゃんとショットグラスに入れてって! すげー男前だこのバリスタ。これがワールドクラスか…。
そんな感じで世界の壁を感じているうちに注ぎも終わって完成。綺麗なラテアート付き。席に座っていざ飲もうとすると、なんていうの、カップにつまみがない。ていうかカップじゃない。グラスじゃん! 熱くて持てないよ! まったくコジャレやがって…とか思いつつもスプーンでざっくりフォーム(泡)チェック。とてもまろやか。グラスだから横から中身が全部見えるんだけど、ムラなく綺麗にエスプレッソとスチームミルクが混ざってる。とりあえず持てなかったので口をつけて一口。まろやか〜ん。すごくクリーミーでミルクの甘みが引き立ってておいしい。すごいなあ全然分離してないや。ミルクをスチームで温める時、適度に空気を入れながらスチームしないとフォーム(泡)とミルク(液体)がすぐ分離しちゃうのです。スチーム下手な人のラテはすぐ分離しちゃって結局コーヒー牛乳になっちゃうわけ。そういうのがここのは全然無い。流石 "バリスタ世界チャンピオンのポール・バセット" って謳ってるだけあるわー。作ってくれたのは本人じゃないけど。
外国人バリスタとかいって結構最初見た目だけじゃねーのとか思ってナメてたんですけど、最後までおいしくいただけました。次回があれば是非 "世界のパティシエ辻口が作るエスプレッソに合うスウィーツ" の方も食べてみようと思います。スイーツじゃなくてもう、スウィーツですから。スウィーツ(笑)
http://secondlife.yahoo.co.jp/hobby/special/071228/page003.html
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以下本編。
先日西新宿に行く用事があったので、前から気になってたポール・バセットに行ってみました。
http://www.paulbassett.jp/index.html
併設されているサルヴァトーレと客席が中で繋がってて、ピザ食べながらラテとか飲めそう。私が行った時、レジは愛想の良い日本人のお兄さんで、バリスタにはふてぶてしそうな外国人男性。カフェラテを注文してから確定後にバリスタがグラインダー(豆を粉にする機械)のスイッチオン。粉が落ちる所に穴開いててそのまま恐らく内部のゴミ袋に直結してるんだけど、威勢良く粉放出。ミノフスキー粒子広域散布くらいの勢いで。すげー。こんなのチェーン店じゃ考えられないぜー。削り過ぎだぜー。コーヒー豆って空気に触れると酸化するんですが、当然粉の方が酸化しやすいんですね。粉になると秒単位で刻々と変わります。グラインダーに残ってた前回分の残り粉を捨ててから削りたての粉を使うってことなんだろうけど、ちょっと盛大に捨て過ぎじゃないのってくらい削った上でポーターフィルター(エスプレッソマシン用の粉を入れる小ぶりなメイスみたいな鈍器)をセットして粉山盛り。山盛り! めっちゃ山盛り! それは盛り過ぎだろう! とか思ってたら定規みたいなやつで山になってる粉をガッと削ってタンピング。山もったいねー! ここまでお亡くなりになった粉で多分4〜6ショット分ぐらい作れる。
ちなみにエスプレッソ抽出する時って、直接デミタスカップ(ちっこいエスプレッソ用のカップ)かショットグラスに注ぐので、1エスプレッソを1ショットなどと呼びます。
で、フィルターをマシンにセットして抽出。現在エスプレッソ系で注文が入っているのは私のカフェラテのみ。業務用なのでフィルターは当然ダブルスパウト(エスプレッソが出てくる口が2つあるという意味、つまり1回の抽出で2杯分の粉が必要)だったんですが、片方は私のエスプレッソ、もう片方の抽出されたエスプレッソはそのままマシンに垂れ流し。うわー! 一応下は流し的な作りになってるけど! 私それやって先輩に超怒られたんですけど! 掃除がめんどくさくなるからちゃんとショットグラスに入れてって! すげー男前だこのバリスタ。これがワールドクラスか…。
そんな感じで世界の壁を感じているうちに注ぎも終わって完成。綺麗なラテアート付き。席に座っていざ飲もうとすると、なんていうの、カップにつまみがない。ていうかカップじゃない。グラスじゃん! 熱くて持てないよ! まったくコジャレやがって…とか思いつつもスプーンでざっくりフォーム(泡)チェック。とてもまろやか。グラスだから横から中身が全部見えるんだけど、ムラなく綺麗にエスプレッソとスチームミルクが混ざってる。とりあえず持てなかったので口をつけて一口。まろやか〜ん。すごくクリーミーでミルクの甘みが引き立ってておいしい。すごいなあ全然分離してないや。ミルクをスチームで温める時、適度に空気を入れながらスチームしないとフォーム(泡)とミルク(液体)がすぐ分離しちゃうのです。スチーム下手な人のラテはすぐ分離しちゃって結局コーヒー牛乳になっちゃうわけ。そういうのがここのは全然無い。流石 "バリスタ世界チャンピオンのポール・バセット" って謳ってるだけあるわー。作ってくれたのは本人じゃないけど。
外国人バリスタとかいって結構最初見た目だけじゃねーのとか思ってナメてたんですけど、最後までおいしくいただけました。次回があれば是非 "世界のパティシエ辻口が作るエスプレッソに合うスウィーツ" の方も食べてみようと思います。スイーツじゃなくてもう、スウィーツですから。スウィーツ(笑)
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